42 世界を変えた男2013/09/29

42 世界を変えた男
「42 世界を変えた男」の試写会へ行ってきました。
1942年、当時は白人選手だけで構成されていたメジャーリーガーの中で、初の黒人選手ジャッキー・ロビンソン(チャドウィック・ボーズマン)が入団した。ブルックリン・ロジャースのGM・リッキー(ハリソン・フォード)が周囲の反対を押し切って決定したのだ。人種差別が色濃い時代に、ファンやマスコミ、チームメイトもロビンソンのことを認めない。自制心を貫き通し、渾身のプレーを続けることでロビンソンは、実力と人間性で周囲を納得させていった。
実在の人物の半生を描いています。ジャッキー・ロンビンソンの背番号は「42」。彼の功績を称えて年に1度(4月15日)は、全選手が「42」を付けてプレーする日があります。大リーグでは「42」は全球団共通の永久欠番になっています。
今でこそ黒人のスター選手はいっぱいいるけど、その一番初めは、本当に苦労があったのだなぁと、初めて知りました。チームメイトがシャワーを一緒にあびるのは嫌だとか、ホテルが宿泊拒否するなど。ファンもブーイングする。何も悪いことをしていないし、才能ある選手なのに。しかし、次第にチームメイトが、仲間として認めてくれるところになると、泣けてしまいます。日本人も大リーグに行った人たちは苦労があるのだと思います。特に初めに行った人たちは。
メジャーリーガーになるまでの話が、結構長いです。結婚し夫婦の絆が彼のささえになっているのもよくわかります。でも、夫婦のイチャイチャしているシーンが何度もあって、多い気もしまいました。アメリカ映画らしく、盛り上がりがあって、うまい構成です。スローでプレーを見せるシーンなど感動です。その後、登場人物がどうなったかの説明も良かったです。ご本人の写真も出てきました。良い映画だったと思います。

★★★★☆ 4