ビザンチウム2013/09/20

ビザンチウム
「ビザンチウム」の試写会へ行ってきました。
16歳の少女の姿で200年の時を生きるバンパイアの少女エレノア(シアーシャ・ローナン)は、肉親のクララ(ジェマ・アータートン)とともに、見知らぬ街から街へと移り住みながら生きていた。海辺のさびれた街の元ホテルや下宿屋をやっていた建物の“ビザンチウム”に住むことになったエレノアは青年フランクと出会い、自らの真実を打ち明けたいと思う。そんな時、エレノアとクララの追跡者がせまってきていた…。
永遠の孤独を生きる繊細な少女の物語で、現代の生活を観ながら、過去が、少しずつ明らかになっていき、惹きつけられました。私は好きなタイプの映画です。初めは謎だらけでした。クララとエレノアの関係や、何に追われているのか。クララは超色っぽい仕事をして稼いでいます。お色気ムンムンなんだけど、よーく見たら「アンコール!!」に出ていた、貞淑そうなコーラスの先生でした。雰囲気が違いすぎです。
哀愁漂う映像で、萩尾望都の漫画「ポーの一族」みたいなところもあるなぁ。エグい殺人シーンもあるけど、血を吸うところなんかは上品です。シアーシャ・ローナンは目が青くてきれいです。バンパイアになる方法が今までのパターンと違います。

★★★★☆ 4+

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