ウォーム・ボディーズ2013/09/11


ウォーム・ボディーズ

「ウォーム・ボディーズ」の試写会へ行ってきました。
ゾンビと人間が敵対する近未来。ゾンビ男子のR(ニコラス・ホルト)は、人間を襲撃しに行って、人間のジュリー(テリーサ・パーマー)に一目惚れする。他のゾンビから助けてあげて、連れて帰ってくる。ジュリーは怖がって嫌っているのだが、Rは優しく、その後も危機から救ってもらったりするうちに、打ち解けてくる…。
ゾンビはほとんど話ができず、うーとかうめいているのだけど、言っていることは理解してくれる。ジュリーと接するうちに少しずつ、単語が言えるようになるが、なんとも奇妙でおかしな会話でした。動きも面白いです。人間、ゾンビ、ガイコツ軍団が出てきて、戦っています。ガイコツはいかにもCGっぽかった。ジュリーの父親で人間たちのリーダーを演じるのはジョン・マルコヴィッチ。前半はちょっと不気味でしたが、B級ホラーラブコメみたいな感じで、楽しかったです。ツッコみどころは満載ですけどね。

★★★☆☆ 3


ゲストはテリーサ・パーマー、武井荘、つるの剛士。
テリーサ・パーマーはきれいでした。映画の中とは印象が違いました。現在、妊娠中なんだそうです。「アイ・アム・ナンバー4」に出演していた女優さんです。


オレたち花のバブル組2013/09/11

オレたち花のバブル組
「オレたち花のバブル組」 池井戸 潤・著 文春文庫
巨額損失を出した一族経営の老舗ホテルの再建を担当することになった東京中央銀行の半沢直樹。同じ頃に金融庁検査が入り、このホテルが問題視される。銀行内の執拗な妨害に合いながら、ホテルにとって良い道を模索する。その頃、同期で他社へ出向している近藤は、その会社の立て直しのために、1人で戦っていた…。
ドラマに追いつきました。やはり、ドラマとはちょっと違っているようですが、こちらの本に入ってからは、どんどん読めたし、面白いシーンもあります。厳しい状況が続くのですが、主人公は上司や金融庁の人にもズバズバと自分の意見を言うので、そういうところが気持ち良いんでしょうね。ドラマの視聴者も本の読者も、実際の生活では、こんな風に上の人には言えないですよね。特に出世が絡むと、男の人は大変です。前作に引き続き会社って厳しいなぁと思いました。正当な行為でも、圧力をかける人がいたりするんですから。でも著者はこのように力強く進む人がいることを示してくれます。