偽りの人生2013/07/07


偽りの人生

「偽りの人生」の試写会へ行ってきました。
医師のアグスティン(ヴィゴ・モーテンセン)は、妻と裕福な生活をしているが、反面、重圧を感じて苦しんでいた。ある日、双子の兄ペドロ(ヴィゴ・モーテンセン2役)が訪ねてきて、自分は病気で長く生きられないことを伝えられる。アグスティンは自分が死んだことにして、ペドロになりすまして人生をやり直そうとする。しかし、ペドロが関わっていた闇の犯罪に巻き込まれていく…。
ヴィゴ・モーテンセンはシブいので、大好きです。この映画でもかっこいいのですが、いろいろなところで、主人公の気持ちがよくわからなかったです。兄と入れ替わろうとする気持ちとか、兄のことを知っている人からバレないと思っているのか等。うりふたつでも、生活や性格がかなり違うし、疎遠だった兄の生活もよく知らないのに、頭のいい医師なんだし、バレるに決まっているとわからないわけがない。警察の取り調べをうけても、バレないようにする。その入れ替わりたいという強い信念が、うまく伝わってこなかったです。サッサと他の場所で生活を始めて、違う人生をした方が良かったのじゃないのかな。監督は違いますが、「瞳の奥の秘密」のキャスト・スタッフが贈るというので、期待値のハードルが上がっていたかもしれないけど、「瞳の奥の秘密」がすごく良かったので、比べると残念な感じでした。

★★★☆☆ 3

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