セレステ∞ジェシー2013/06/04


セレステ∞ジェシー

「セレステ∞(アンド)ジェシー」を観てきました。
会社を経営して、毎日忙しいセレステ(ラシダ・ジョーンズ)と売れないアーティストのジェシー(アンディ・サムバーグ)は、仲は良いけど、離婚を前提に別居している夫婦。友人はそんなのおかしいと言うけど、気の合う2人だから、別れても親友というのは変わらない。でも、ジェシーが他に好きな女性ができたと告白したことから、セレステはうろたえてしまう。ずっと、この良い関係が続いていくのかと思っていたけど、いざ別れるとなると、ジェシーのことがかけがいのない人のようにも思えてくる…。
ちょっと下品で、おしゃれな大人のラブ・ストーリーでした。一緒にいると楽しいけど、夫や恋人だと思ったら、不満に思ってしまうことってあるよね。それなら親友になるというのは良いけれど、自分だけの彼じゃなくなるとなるとなると、そんな女心の揺れがおかしかったり、しんみりさせたりして描いています。私は結構共感するところが多かったです。彼も本当はセレステのことが好きなんだけど、彼の方も揺れている、憎めない男をアンディ・サムバーグが好演しています。セレステの会社の共同経営者がイライジャ・ウッドでした。ホビットの次はゲイ役!?実際はホビットよりも前に撮影しているかも。
ラシダ・ジョーンズはミュージシャンのクインシー・ジョーンズの娘なんだそうです。きれいでセレブで才媛、この映画の脚本も書いています。
そこで思い出すのが「ルビー・スパークス」という映画。エリア・カゼンの孫娘で、美人で主演で、映画の脚本を書いているゾーイ・カザン。おしゃれで、現代的なラブストーリーという点では共通するところがあります。こういうタイプの映画は観に行きたくなっちゃいます。そういえば映画館も同じところだったなぁ。日本のライフスタイルとは違うけど、アメリカのカップルや友達のアドバイス、ファッションやインテリア、ヨガ教室に仮装パーティー、バカやったりしているところが面白いです。

★★★☆☆ 3+

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