恋のロンドン狂騒曲2012/12/06

恋のロンドン狂騒曲
「恋のロンドン狂騒曲」を観てきました。
長年連れ添った妻と別れ、若い女にうつつをぬかすアルフィ(アンソニー・ホプキンス)、夫に去られ茫然とするヘレナ(ジェマ・ジョーンズ)は占い師に心酔して予言が心の拠り所に。アルフィとヘレナの娘サリー(ナオミ・ワッツ)は、一発屋作家の夫・ロイ(ジョシュ・ブローリン)との関係に疲れていて、上司のギャラリー・オーナー(アントニオ・バンデラス)に心ときめかしている。ロイは向かい住む赤い服の美女(フリーダ・ピント)の虜になり猛烈アタック…。
あのアンソニー・ホプキンスが、いつもと違う感じの役で、コールガールだった金髪美女にいいようにふりまわされて、たかられているところが滑稽でもあり、哀しみを誘ったりする。
手にしている幸福には気がつかず、いつも他のものが良く見える、それが人間ってもんですよね。人は皆、ばかばかしい悩みにふりまわされています。世代の違う男女4人(プラスその相手が数人)恋物語。
結構笑っている人もいたけど、私は笑えなかったです。形は違っていても、他人事ではない感じがして。
その後はどうなったんだろうって感じで終わりました。娘のサリーが心配だわ。ナオミ・ワッツきれいだなぁ。「スラムドッグ$ミリオネラ」のフリーダ・ピントもキュートで美しかったです。

★★★★☆

コメント

_ レスリー・チュン   ― 2012/12/07 01:07

私として、その後が気がかりなのは、一番にジョシュ・ブローリンですね。次が、貢いだお金額が判らないレクター博士。もしかしたら、男の子を授かったかもしれないのに。バチがあたりましたな。
これだけエピソードが詰まっていると、他にも結構身につまされている人が多かったかも。だから、笑い飛ばしているんですよ、きっと。
私ですか?近いのは、アルフィ父ちゃんかな。

_ spice管理人 ― 2012/12/07 01:40

ジョシュ・ブローリンは心配だし、フリーダ・ピントもかわいそう。
アルフィは死への恐怖があって、若い女の人にフラフラしちゃうのは、まるで監督自身のことかと思っちゃいますね。

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