ロラックスおじさんの秘密の種2012/10/12

ロラックスおじさんの秘密の種
「ロラックスおじさんの秘密の種」を観てきました。字幕3D版です。
少年テッド(声:ザック・エフロン)は、空気がきれいな人工の街に住んでいる。テッドの憧れのオードリー(声:テイラー・スウィフト)が、本物の木が欲しいと言ったので、彼女にプレゼントしたいと思い立つ。祖母が街の外で暮らしているワンスラーに聞けば、木を探せるというので、会いにいくことにする。空気を売って金儲けをしている街の実力者オヘア氏は、テッドの行動が気にくわない。本物の木を植えて空気を作り出されたら、商売にならないと考えるオヘアは、テッドの邪魔をしようとする…。
タイトルのロラックスおじさんは森の番人で、ワンスラーが語る話に登場します。このロラックスおじさんの日本語吹き替えが志村けんなのですが、ちょっとイメージが強すぎるので、あえて字幕で観てきました。オリジナルの声優はダニー・デヴィートです。志村けんが吹替えすると“変なおじさん”になってしまうでしょ。
映画はミュージカル仕立てで、3Dの迫力もあって、楽しかったです。ジェットコースターに乗っているような気分も味わえます。ロラックスおじさんが出てくる森のシーンでは、かわいらしい熊がいっぱい出てくるし、魚たちもコーラスします。どうして、木がなくなってしまったのかが語られるというワンスラーの過去の話と、現代のテッドの話になっています。歌って踊って、ワンスラーのシーンはミュージックビデオみたいなところもありました。日本語吹き替え版は、歌も日本語になっちゃっているのだろうか?そこはわかりませんが、私は字幕をおすすめします。
種があったなら、もっと早く木を育てることはできなかったのかとか、冷静になると文句もつけたくなるけど、かわいくて、色もきれいで、私は好きです。
映画製作会社のイルミネーション・ピクチャーズは「怪盗グルーの月泥棒」が好きなんですが、今度続編ができるというので楽しみです。

★★★★☆