ドビュッシー、音楽と美術2012/09/01

ドビュッシー音楽と芸術
ブリジストン美術館にて“ドビュッシー、音楽と美術 印象派と象徴派のあいだで”というのを見てきました。
作曲家のドビュッシーのことは、詳しくは知りませんが、19世紀末から20世紀初頭のパリでは音楽・美術・文学などの芸術家たちが交流し、お互いに影響を与えあっていたそうです。特にドビュッシーは芸術家仲間からの影響を受けて、作曲をしていたようです。
「レクチャー&ピアノコンサート ドビュッシーと同時代の芸術家たち」プログラムに参加させていただきました。交流のあった芸術家の話や、今回の美術展で紹介されている作品の解説、ピアノ演奏でドビュッシーの音楽を聴きました。
その後に絵を鑑賞したら、とてもわかりやすかったです。当時の印象派の画家と同じようにドビュッシーも日本の浮世絵やアジアの仏像などに興味を持っていて、北斎の絵が飾ってある部屋にドビュッシーがいる写真もありました。この美術展は葛飾北斎や歌川広重など、日本の芸術も楽しめます。ドガや、ルノアールの印象派の絵をはじめ、ガレの花瓶やカミーユ・クローデルの彫刻など、愛蔵品や写真、直筆の手紙など幅広く展示されています。

ポール・ボキューズでランチ2012/09/02

友達のJちゃんと“ブラッスリー ポール・ボキューズ銀座”へ行きました。


パンと鶏肉のリエット、オリーブオイル。


スズキのロースト オレンジ風味のヴァンブランソース夏野菜添え。


パッションフルーツとココナッツのムース。Jちゃんはクレーム・ブリュレ。
お上品なランチでした。おいしかったし、楽しいおしゃべりもできて満足。

杏仁豆腐と中国茶2012/09/02

杏仁豆腐と中国茶
昨日の日記の続き。
Jちゃんと銀座をブラブラして、主に私の趣味の場所を勝手にご案内しました。
“銀座麒麟 スイーツ(QILIN SWEETS)”へ行って、「シェフ一押しのフルフル 杏仁豆腐」を食べました。プーアル茶と一緒に。

実家で冷麦2012/09/03

日曜日は実家で冷麦をゆでてもらって食べました。
雨は降ったり、止んだりでしたね。

お弁当を作ってもらう2012/09/04

今日は「鍵泥棒のメソッド」の試写会でした。
一緒に行った友人のM子ちゃんが、お弁当を作ってきてくれました。
もーっ、なんてマメなんでしょう。
おいなりさん、玉子焼き、浅漬け、デザートのブドウです。
写真は2人分です。分け合って食べました。
おいしかった~。ごちそうさま。

鍵泥棒のメソッド2012/09/06

鍵泥棒のメソッド
「鍵泥棒のメソッド」の試写会へ行ってきました。
売れない貧乏役者の桜井(堺雅人)は、銭湯で出会ったお金持ちそうな男(香川照之)が風呂場で転倒してしまった時に、出来心で風呂屋のロッカーの鍵を交換してしまう。実はその男はプロの殺し屋だったのだが、転んだはずみで記憶を失ってしまっていた。男は入院するが、ロッカーの所持品から桜井ということにされていた。自分の家だというボロアパートに帰り、売れない貧乏役者の桜井だと信じこむ。帰る時に出会った女性・香苗(広末涼子)は、何かと心配してくれて、思い出す手がかりはないかと手伝ってくれる。入れ替わった本物の桜井のもとには、大金の絡んだ殺しの依頼が舞い込み、状況がわからないまま事件に巻き込まれていく…。
非情に面白かったです。声を出して笑ってしまいます。笑いどころも多くて楽しい映画でした。なんといっても脚本が巧みです。巧妙な伏線があっちこっちにあって、つながっていくところが素晴らしいです。
2人の人生が入れ替わる話と聞いていたので、ドラマの「ドン★キホーテ」や映画「転校生」のように、中身が入れ替わっちゃうのかと思っていたのですが、それは違っていました。
冒頭から広末涼子さんが演じる香苗という人の性格にぶっ飛びます。雑誌の編集長なんだけど、超かわっている人だということがよくわかります。
香川照之さんのシーンが一番笑えます。自分には合わない服装で、自信なさげに、約束の現場に行くとエキストラをやらされたり、役者として頑張って行こうと研究したりして、かなり凝り性な性格を見せてくれます。字がとても上手だったのが印象的でした。

★★★★☆

ソフトクリーム2012/09/07

ソフトクリーム
少し前の話だけど、秋葉原のヨドバシカメラで腕時計の電池交換をしました。
待っている時に、ヨドバシカメラ内のカフェへ入って、ホットコーヒーを頼んだら、
コーヒーの機械が壊れているということでした。
アイスコーヒーならあったんだけど、ソフトクリームにしました。

コッホ先生と僕らの革命2012/09/08

コッホ先生と僕らの革命
「コッホ先生と僕らの革命」の試写会へ行ってきました。
19世紀末、帝国主義下のドイツの名門校。イギリス帰りのコンラート・コッホ(ダニエル・ブリュール)が英語教師として赴任してくる。当時はイギリスや英語に強い偏見があり、生徒たちも英語を勉強する意味があるのかと訴えたりした。コッホは英語に興味を持ってもらうために、授業にサッカーを取り入れる。サッカー用語で英語を勉強し、階級差により差別をなくし、仲間意識を持たせることやフェアプレイの精神を学んでほしかったのである。サッカーにより陰湿ないじめもなくなっていき、次第に子どもたちもサッカーに夢中になっていった。しかし、秩序と服従を重んじる学校の後援会長らは、コッホのやり方が気に入らないので、難癖をつけてコッホを排除しようとする…。
今でこそサッカーが強いドイツだけど、初めてサッカーが伝わった当時は、こうだったのだろうなと思いました。コンラート・コッホはサッカーだけでなく、いろいろなスポーツの振興に貢献した実在の人物で、後に“ドイツ・サッカーの父”と呼ばれました。
初めてのサッカーをタドタドしくプレイする子どもたち、ちゃんとしたゴールもないし、サッカーボールも1個だけという状況から、後に少しずつ広がっていったそのきっかけの部分を見ることができました。しかし、子どもたちは身長もかなり違うし、年齢も違いそうで、差がありすぎるように思えました。同級生?って感じ。
このイギリス発祥のスポーツは今では世界中で親しまれ、国民が熱狂するビッグイベントも行われえるようになりました。各国で、このような状況があったのだろうなぁと思います。そして、今はまだあまり知られていない他のスポーツを一生懸命広げようと頑張っている人たちもいることでしょう。
映画の中でコッホ先生が歌っていた曲が、日本人にもおなじみの“蛍の光”なんです。もともとはスコットランド民謡なのですが、歌詞は日本版とは違うのですが、曲は同じなんで、あれこれは知っている!となります。エンディングにも流れるけど、歌詞が友達を思う歌で、映画の内容にも合っているのです。

★★★☆☆

ハンバーグライス2012/09/09

ハンバーグライス
試写会の後に食べたハンバーグ。デミグラスソースではなくて、ニンニクとショウガのソースを選びました。サッパリしていました。後でニンニク臭くなりましたが、おいしかったからいいか。

こっちへお入り2012/09/10

こっちへお入り
「こっちへお入り」 平 安寿子・著 祥伝社文庫
33歳独身OLの江利が、友人が通っている落語教室の発表会を見に行ったことがきっかけで、自分も落語をやるようになり、落語の世界にのめりこんでいく。
昔から伝わっている落語だけに、人間の本質を描いていることもあり、いつのまにか自分の考えも変わっていく…。
落語用語解説も載っていて、興味があってこれから行ってみたいと思っている人には、特にわかりやすいです。私は何度か寄席には行っているけど(多分15回位かな)、納得するところがいっぱいでした。
ちょっと抜けているダンナさんに、しっかり者の女房の話や貧乏長屋の話が多いことなど、そういえばそうだなぁと思いました。
落語って同じ話を何度も聞くことになるわけですが、話がわかっていても面白いんです。噺家によっても、ずいぶん印象が違って、比較する楽しみもあります。
時代小説を読んで想像している風景が、落語でも共通していて、演じて見せてくれるのです。また、寄席に行きたくなりました。