テイク・ディス・ワルツ2012/08/18

テイク・ディス・ワルツ
「テイク・ディス・ワルツ」を観ました。
主人公マーゴ(ミシェル・ウィリアムズ)はフリーライター、夫(セス・ローゲン)と2人暮らし。結婚5年目だが、ラブラブな夫婦。ある日、マーゴは取材で訪れた島でダニエル(ルーク・カービー)という青年と出会い、お互いに気になる存在になる。偶然にもダニエルは真向いの住人だった。優しい夫と、情熱的だけど無理強いはしないダニエルとの間で揺れ動くマーゴ。夫を裏切りたくないが、本当はダニエルに激しく心惹かれている自分がいる。マーゴの選んだ道は…。
このように書くとありがちな不倫もののようだけど、なんかすごい良かった。3人とも魅力的でした。大人だけど、あどけなさも残るミシェル・ウィリアムズがかわいい!どっちかというとコメディっぽい役が多かったセス・ローゲンもかっこいい。ダンナさんにするなら、こういう人がいいと思えるようなステキな人。でもルーク・カービー演じるダニエルに惹かれてしまうのも、すごーくよくわかるのです。恋愛のせつなさと、ほろ苦さ、更に人生の真理を考えさせるような大人向けのラブストーリーです。マーゴのファッションが雑誌“オリーブ”に出てきそうなかわいさ。家の装飾も生活感もあるのにおしゃれでした。ただところどころ表現が斬新かなぁ。バスルームでトイレ入っているところで、横でダンナさんが歯を磨いているたりとか、他にもいろいろ「えっ?」と思うとこもあったけど。マーゴもライターだし、ダンナさんもレシピ本を書いているというせいか、会話やセリフも面白いです。遊園地で流れる曲“ラジオスターの悲劇”大好きで予告編でこの曲が流れていて観たくなったのです。観に行って良かったです。

★★★★☆