グスコーブドリの伝記2012/07/11

グスコーブドリの伝記
「グスコーブドリの伝記」を観てきました。
少年ブドリ(声・小栗旬)はイーハトーヴの森で、両親と妹ネリと共に幸せに暮らしていた。しかし天候不順から低温状態が長く続き、飢饉が起きてしまう。両親がいなくなり、妹は攫われてしまう。
1人になったブドリは森を出て働き始める。テグス工場で働いた後は、赤ひげのもとで畑仕事をするが、そこも収穫が途絶え、ブドリはイーハトーヴ市へ行く。そこで出会ったクーポー博士に紹介してもらい、火山局で噴火から街を守るために働き始める。しかし、またしても寒さが押し寄せようとしていた。家族がバラバラになったあの飢饉を繰り返してはいけない。森にいた頃、学校で勉強した「雨ニモマケズ」の詩を思い出すブドリ。ボクにもできることがあるはず。多くの人々を守るためにブドリはある決意をするのだった…。
日本とどこか似ているけど、遠い外国のようにも見える独創的な童話の世界です。しかし、夢の世界か現実かよくわからないような映像が次々と展開されて、自分も起きているのか寝ているのかわからないような状態に(笑)。
ますむらひろしさんデザインのキャラクターのネコの姿は、かわいかったです。
昔「銀河鉄道の夜」も見ました。もう27年前の作品らしいです。グスコーブドリって何かと思ったら、グスコーは苗字でブドリが名前みたいです。宮沢賢治のこの本は読んでいないので、こういう話があることもはじめて知りました。もちろん原作は、キャラクターがネコ型ではないですけど。飛行船のような近代的な乗り物も出てきて、ちょっと「天空の城ラピュタ」みたいな雰囲気。ブドリが働く火山局は、火山を常に見守り・研究して、事前に災害から守るような施設で、昔に書かれた本とは思えないような未来を先取りした世界みたいです。
最後のシーンの伝え方があまり大袈裟になっていないです。そこが宮沢賢治らしいのかもしれませんが、どうも人にはすすめにくい映画です。子どもにも難しいかもしれないですね。
「雨ニモマケズ」の一番最後は、「ホメラレモセズ、クニモサレズ、サウイフモノニワタシハナリタイ(褒められもせず、苦にもされず、そういう者に私はなりたい)」このような精神を伝えているのでしょうか。
映画終了後に拍手した人がいました。おそらく1人だけだったけど。なんせお客さんがちょっとしかいなかったから。

★★★☆☆

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
3+2=

コメント:

トラックバック