アメイジング・スパイダーマン2012/07/05

アメイジング・スパイダーマン
「アメイジング・スパイダーマン」を観てきました。
小さい頃に両親が失踪し、伯父夫婦に育てられたピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)。高校生になった彼は科学者だった父のノートを発見する。父の研究のパートナーだったコナーズ博士(リス・エヴァンス)を訪ねたところ、その会社で研究している遺伝子操作している蜘蛛にさされてしまう。翌日から身体に異変が起こり、不思議なパワーを発揮でき、蜘蛛のようにビルを上ったりできるようになる…。
青春アクション映画という感じでした。3Dで立体の迫力があり、自分も一緒にビルの谷間を飛び越えているような臨場感です。大きいスクリーンで3Dで観るのに最適な映画だと思います。
両親のことや思春期の悩みや、傷つきながらも必死に戦うという、人間味がある等身大のヒーローで、無敵じゃないところがいいですね。アンドリュー・ガーフィールドはかっこ良かったです。
伯父夫婦がチャーリー・シーンとサリー・フィールド、ピーターが慕っているグウェンはエマ・ストーンで出演者も豪華でした。グウェンに正体がすぐにバレちゃったり、ところどころ気になる点はあるものの、身体の動きのキレが良くて、映像がクリアできれいでした。 楽しめました。

★★★★☆

ビブリア古書堂の事件手帖32012/07/05

ビブリア古書堂の事件手帖3
「ビブリア古書堂の事件手帖3~栞子さんと消えない絆~」
三上 延・著 メディアワークス文庫
シリーズ第3弾。北鎌倉のビブリア古書堂は美しい店主・栞子さんと見習い店員の五浦大輔君の2人で切り盛りしている。この古書店には本の捜索や、本にまつわる相談が持ち込まれてくる。栞子さんは本に関する豊富な知識と洞察力で、古書に秘められた真実を明らかにしていく。五浦くんはそのサポート役で、極端に人見知りの栞子さんの助けにもなっている。2人の距離は相変わらずですが、少しは近づいているような。本の薀蓄も知らないことばかりで勉強になり、古書業界のしくみもわかります。謎の多い栞子さんのお母さんのことは、新しい事実も出てきました。
「タヌキとワニと犬が出てくる本」は知っている本なのに、わからなかったなぁ。わかってみるとなるほどと、うなずけます。
文庫本ランキングのトップということで、さすがに面白いです。いつも通勤電車で本を読むのですが、電車に乗ってこの本が読めると思うだけで、電車に乗るのが楽しみで、早く乗りたくなります。