きっとここが帰る場所2012/07/04

きっとここが帰る場所
「きっとここが帰る場所」を見てきました。
元ロック・スターのシャイアン(ショーン・ペン)は、今は表舞台に立たずに、消防士の妻(フランシス・マクドーマンド)とダブリンでセレブな生活をしている。近所のロック少女メアリー(U2ボノの娘イヴ・ヒューソン)とは仲良し。故郷アメリカから父危篤の知らせがきて、シャイアンはニューヨークへ行くが、父は亡くなっていた。30年間会っていなかった父は、収容所にいた時のナチSS隊員ランゲを捕まえる宿望を持っていたことを知る。シャイアンもランゲを探して、いつのまにかアメリカ横断の旅に出ている…。
アイラインを引いて、真っ赤な口紅を塗るシャイアン。町の中で見ると奇妙。ショーン・ペンが女装?と思ったけど、ゲイとかオカマというわけではありません。あまり説明はないので、わからないこともあったけど、不思議な魅力のある映画です。なんといっても映像が美しくて、魅了されます。違和感ありありのショーン・ペンも見ているうちに気にならなくなってきます。動きが遅くて、ひょこひょこと歩き、高い声でささやくように話す、謎の人物に見えます。今でも出演依頼があるのに、断って隠遁生活をしていて、何か心の問題もあるのかと想像します。父の意志を継いだのか、ランゲを知る人に会っていきながら、自分のわだかまりを溶かしていくような話です。後半はロードムービーのようになります。
音楽は元トーキング・ヘッズのデヴィッド・バーン。本人の役で出演もしています。「デヴィッド・バーンのトゥルー・ストーリー」で監督出演していたけど、その映画とシュールなところが似ているようにも思います。
ハリー・ディーン・スタントンが出ているので、見たくなった映画だったけど、予想以上に素敵な映画でした。でも、好みは分かれそうです。私は大好き。

★★★★☆

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