ミッドナイト・イン・パリ ― 2012/06/15
「ミッドナイト・イン・パリ」を観てきました。
脚本家のギル(オーウェン・ウィルソン)は婚約者のイネズ(レイチェル・マクアダムス)と一緒にパリを訪れていた。ギルは脚本ではなく、本格的な作家に転身したいと思い、小説を書いている。憧れのパリに住みたいとも考えるが、イネズは作家になることもパリに住むことも反対。ある夜、ギルは1人で酔って道に迷っていた時に、深夜0時に現れたクラシックカーに誘われるがままに乗り込むと、1920年代のパリにタイムスリップしてしまう。黄金時代(ゴールデンエイジ)と言われ、著名人が集っていた時代である。フィッツジェラルド、ヘミングウェイ、マン・レイ、ルイス・ブニュエルなど、とまどいながらも憧れの時代に行けて興奮するギル。毎夜タイムトリップし、大勢の人と出会い、語り合い、自分の小説の意見を聞いたりする。そのうちにピカソのモデルで愛人アドリアナ(マリオン・コティヤール)に心惹かれていくのだった…。
オープニングから次々と見せてくれるパリの風景が絵になります。ジヴィルニーのモネの庭園なんか息をのむほどの美しさです。一瞬しか出ないので、もっと見たくなってしまいます。登場してくる著名人ですが、わからない人も何人かいて、この時代のことをよく知っている人なら、もっと面白いのかもしれません。でも、知らなくても大丈夫です。ヘミングウェイはヒゲのおじさんのイメージだったけど、若い頃はイケメンだったのですね。エイドリアン・ブロディのダリは、雰囲気出ています。
チラシやポスターに使っているのに、ゴッホは出てこないんですね。ジャン・コクトーも姿は見られませんでした。
わからなかったのは、キャシー・ベイツ演じるガートルート・スタインと歌手のコール・ポーター。アドリアナも知らないです。ピカソの他の愛人は何人も知っているけど。フィッツジェラルドの妻も有名なんでしょうね。ダンナ様は「グレート・ギャツビー」を書いた人程度しか知りませんが、なかなか勉強になる映画です。
主役のオーウェン・ウィルソンもトボけた感じで良かったです。監督の代弁者なんでしょうね。
後世の人々から見たら、名匠ウディ・アレン監督と同時代に生きている私たちのことが、うらやましいかもしれません。
普通のSF映画とは違って気軽にタイムスリップできます。なんせ車に乗れば行けちゃうんだもん。しゃれていて小気味良く、楽しい映画でした。
★★★★☆
脚本家のギル(オーウェン・ウィルソン)は婚約者のイネズ(レイチェル・マクアダムス)と一緒にパリを訪れていた。ギルは脚本ではなく、本格的な作家に転身したいと思い、小説を書いている。憧れのパリに住みたいとも考えるが、イネズは作家になることもパリに住むことも反対。ある夜、ギルは1人で酔って道に迷っていた時に、深夜0時に現れたクラシックカーに誘われるがままに乗り込むと、1920年代のパリにタイムスリップしてしまう。黄金時代(ゴールデンエイジ)と言われ、著名人が集っていた時代である。フィッツジェラルド、ヘミングウェイ、マン・レイ、ルイス・ブニュエルなど、とまどいながらも憧れの時代に行けて興奮するギル。毎夜タイムトリップし、大勢の人と出会い、語り合い、自分の小説の意見を聞いたりする。そのうちにピカソのモデルで愛人アドリアナ(マリオン・コティヤール)に心惹かれていくのだった…。
オープニングから次々と見せてくれるパリの風景が絵になります。ジヴィルニーのモネの庭園なんか息をのむほどの美しさです。一瞬しか出ないので、もっと見たくなってしまいます。登場してくる著名人ですが、わからない人も何人かいて、この時代のことをよく知っている人なら、もっと面白いのかもしれません。でも、知らなくても大丈夫です。ヘミングウェイはヒゲのおじさんのイメージだったけど、若い頃はイケメンだったのですね。エイドリアン・ブロディのダリは、雰囲気出ています。
チラシやポスターに使っているのに、ゴッホは出てこないんですね。ジャン・コクトーも姿は見られませんでした。
わからなかったのは、キャシー・ベイツ演じるガートルート・スタインと歌手のコール・ポーター。アドリアナも知らないです。ピカソの他の愛人は何人も知っているけど。フィッツジェラルドの妻も有名なんでしょうね。ダンナ様は「グレート・ギャツビー」を書いた人程度しか知りませんが、なかなか勉強になる映画です。
主役のオーウェン・ウィルソンもトボけた感じで良かったです。監督の代弁者なんでしょうね。
後世の人々から見たら、名匠ウディ・アレン監督と同時代に生きている私たちのことが、うらやましいかもしれません。
普通のSF映画とは違って気軽にタイムスリップできます。なんせ車に乗れば行けちゃうんだもん。しゃれていて小気味良く、楽しい映画でした。
★★★★☆
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