変わりゆく古書街2012/06/14

変わりゆく神保町
映画「キリマンジャロの雪」を上映している岩波ホールは、神保町駅直結のビルにある映画館です。
映画後は、ずっと座っていて凝り固まった体をほぐすために1駅歩いてから電車に乗るようにしています。
神保町は日本一の古書店街で知られています。日光で本が傷まないように書店は通りの片側(北向き)に集中しています。
その通りに、近頃はニューオープンの飲食店が目立ってきました。飲食店が増えて便利になったなぁと思ったのですが、よく考えると古本屋の数がずいぶん減っているのです。じっくり見てみると激減していると言っていいでしょう。
現代はAmazonをはじめインターネットで、本を注文する人が多いですよね。古本も簡単に探せますし、神保町へ行く人は、昔に比べると減っているのでしょうね。私も、昔は神保町で本を探すのが大好きだったのですが、今は近くにあるブックオフへ行くことの方が多いです。
変わりゆく古書街をまのあたりにして、自分も行ってなかったくせに、寂しさを覚えます。

写真のコーヒーは東京国際フォーラムにあるカフェのもので、神保町とは関係ないです。

コメント

_ レスリー・チュン   ― 2012/06/22 01:58

本(と、いっても最近コミックのが多いかも)を買うのには、やはり実物を手にとって、選ぶのが良いのですが。どうしても、便利さにかまけて、古本ですら、ネットで手続きする始末。
古本街、に出かけるなんて、贅沢な過ごし方に成りつつあるかも。
一時、植草甚一さんのエッセイをチラミしていた時期があって、古本屋巡りと、コーヒーと煙草で過ごす生活を、思い描いたものでした。
たびだび、書き汚してスミマセン。今までの、常連さん追い払ってしまって、ないかなぁ。

_ spice管理人 ― 2012/06/22 08:49

古本を探すのは、ネットだと便利ですよね。神保町の古書店も閉店したわけではなく、ネット販売が中心になって、店をかまえていないだけかもしれないですね。
ネットはまだ使っていなかった時代に、神保町で本を探し歩いて、何冊も手にして、喫茶店で珈琲を注文し、買った本の開いてニコニコしていた時代は楽しかったなぁ。

トラックバック