箱庭2012/05/03

箱庭
「箱庭」 内田 康夫・著 講談社文庫
フリーのルポライター浅見光彦は義姉に届いた不審な手紙の意味を調べるために、消印を頼りに島根県益田市へ向かう。そこで聞いた話から、安芸の宮島と岩国で発見された二つの死体に、関連があるのではと直感する。送られてきた封書も絡んで、その背景を調べていく…。
浅見光彦シリーズです。タイトルの箱庭について、なかなか出てこないので、なんだろうと思いながら読みました。最後の方にやっと出てきました。主人公も事件の内容がわからない状態から、いろいろなことが少しずつ明らかになっていくので、本を読みながら一緒に謎を追いかけている気分になれます。事件は複雑でしたけど、文章は読みやすくて、わかりやすいです。

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