青い塩2012/04/21

青い塩
「青い塩」を観てきました。
ヤクザの世界から引退したドゥホン(ソン・ガンホ)は、将来レストランを開きたくて、料理教室に通っている。その料理教室で無愛想な若い女性セビン(シン・セギョン)と知り合う。セビンは、実はドゥホンの監視のために、闇組織から送り込まれている。ドゥホンの優しい人柄に触れて、二人の距離は縮まっていく。セビンは優秀な射撃選手だったこともあり、銃の扱いに秀でていて、ドゥホンを殺すように命令される。ドゥホンはセビンの正体に気が付きながらも、自分を狙っている者や、元ボスの不審死について調べ始める。そしてセビンを救う為に、組織と対峙していく。
監督は「イルマーレ」のイ・ヒョンスン。風景や色合いがとても美しいです。しかし、ノワールものというよりも、甘い恋愛ものの印象が強かったかな。伝説のヤクザだったというドゥホンは、その片鱗はあまり見えない。命を狙われる背景は、いろいろなヤクザが絡んでいるし、セビンが闇組織に使われていいる事情も複雑で、面倒くさい。ヒットマンの女ボスが松金よね子風でしたね。
スマホの機能をいろいろ使っているのが、いかにも現代的でした。犯罪ものとかが、あまり得意でない女子向き。セビン役のシン・セギョンが好みの男子も良いかもしれない。あどけなさの残る表情と、皮ジャンでバイクに乗り、銃をぶっ放すギャップがいいと思うかもしれませんね。でも意外と乙女なシーンもあるし。
悪い話じゃないだろうけど、エンディングのムカつく感じはなんだろう。予想はついていたけど、この映画には少し“哀愁”が足りないかなぁ。

★★★☆☆