ドライヴ2012/04/06

ドライヴ
自動車工場で働きながら映画のカースタントをこなす寡黙なドライバー(ライアン・ゴズリング)。抜群のドライビング・テクニックを生かして、時には、強盗の逃走の請負もしている。そんな彼はアパートの同じ階に住むアイリーン(キャリー・マリガン)とその息子ベニシオと仲良くなり、つかの間、楽しい時を過ごす。しかし、アイリーンの夫スタンダード(オスカー・アイザック)が刑務所から出所してくる。スタンダードは刑務所で作った借金がもとで、強盗をするように強要されていた。できなければ、アイリーンとベニシオに危害がおよぶと脅されていた。愛する者を守るために、ドライバーは逃走の運転をかってでるのだが、そのヤマは仕組まれた罠だった…。
「スーパー・チューズデー」も良いけれど、この映画のライアン・ゴズリングはめちゃくちゃカッコイイ!R15+だけあって、予想以上にバイオレンスだったけど、全体を貫くクールな雰囲気に酔えます。映像や音楽も良かったし、ライアン・ゴズリングの繊細さや、抜群の頭脳と武闘能力も兼ね備えた魅力がたっぷりです。キャリー・マリガンもこの役は、清楚な感じで良かったです。
「5分間は何が起ころうと絶対に待っている。だが5分を過ぎたら面倒はみない。」ってセリフも渋すぎです。皮手袋がお似合いだし、楊枝をくわえているとこも、いいねぇ。若者は知らないかもしれないけど、木枯らし紋次郎かぁ?!って、ツッこまないように。

★★★★☆