ヒューゴの不思議な発明2012/03/20

ヒューゴの不思議な発明
「ヒューゴの不思議な発明」を観てきました。
1930年代のフランス。父(ジュード・ロウ)を火事で失ったヒューゴ(エイサ・バターフィールド)は、駅の時計台に隠れ住んでいた。ひとりぼっちのヒューゴの唯一の友達は、亡き父とヒューゴが一緒に修理していた機械人形。駅にあるおもちゃの店の店主・ジョルジュ(ベン・キングズレー)から目をつけられ、父が残した機械人形修理のための手帳を取り上げられてしまう。そのことがきっかけで少女イザベル(クロエ・グレース・モレッツ)と出会い、機械人形の秘密が少しずつ明らかになっていく…。
マーティン・スコセッシ監督が映画の創成期に活躍した人達に捧げるオマージュのように思いました。3Dで見るのにふさわしい、きれいな映画です。1930年代のパリの雰囲気をメルヘンティックに、楽しませてくれます。当時の社会情勢なんでしょうが、皆が孤児に冷たいのが、かわいそうです。保護者のいない子供は無理やり、孤児院に連行するような感じです。映像美に目を奪われて、話の説得力はところどころ中途半端なような気がしましたけど、大人も子どもも楽しめて、ハラハラドキドキする映画でした。

★★★★☆