麒麟の翼2012/02/08

麒麟の翼
「麒麟の翼」を観てきました。
日本橋の麒麟像の下で、ナイフで腹部を刺された青柳武明(中井貴一)が発見され、その後死亡が確認される。容疑者と目される八島冬樹(三浦貴大)は、現場から逃亡しようとして車に轢かれ、意識不明の重体となる。
この事件の捜査にあたるのが日本橋署・加賀(阿部寛)と警視庁捜査一課・松宮(溝端淳平)。果たして、事件の真相とは、青柳が刺されながらも、日本橋まで歩き続けた意味とは…。
原作を読んでいたので、内容はわかっているのに、感動してしまいました。映像の力ってすごいなぁ。父と子の良い話に仕上がっていました。原作と違う部分は気になりますが、比較的忠実です。松宮は映画の方がかっこよく活躍し、シリアスな話の中でも、2人の刑事のやりとりが、ちょっと笑いを誘います。はじめに死んでしまう青柳(中井貴一)が、映画では回想的に、何度も出てくるので、陰の主人公みたいになっています。本で読むと推測して語られるだけだから、そういう点は、より感動を促しますね。
劇団ひとりの配役はどうなんだろうなぁ、嫌いじゃないけど、他の人でもいいのではないかなぁ。ドラマでは三浦友和が出演していたけど、映画は息子さんが出ていますね。「RAILWAYS」と逆のパターンだなぁ。
最近の日本映画って、いいですね。

★★★★☆

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