ジャックとジル2012/01/29

主人公ジャック(アダム・サンドラー)は、妻子と共に幸せに暮らす広告マン。子どもの頃からの悩みのタネは、双子の妹ジル(アダム・サンドラー2役)のこと。ジルは人の迷惑を顧みず、独特のテンションで、いつもお騒がせ事件を起こしている。そんなジルが感謝祭の季節には毎年、ジャックの家に遊びに来る。優しい妻のエリン(ケイティ・ホームズ)は、ジルを歓迎しようとするが、ジャックは憂鬱。仕事ではスポンサーの要望でCMにアル・パチーノを出演させろと無理難題が。アル・パチーノ(本人)が、バスケの試合観戦に行くという情報で、ジャックがジルと一緒に会場に行くと、アル・パチーノが超個性的なジルに何故か、一目惚れしてしまう。それを利用してなんとか、CM出演にこぎつけようと画策するジャックだが、ジルはアル・パチーノには無関心…。
1人2役のアダム・サンドラーはすごくうまい。特殊メイクではなく、そのままに近い姿で演じていて、本当にジルという女性がいそうな感じもするし、2人で出ているシーンも、とてもスムーズ。でも、そこはすごくても、アル・パチーノにそんな役をやらせていいのかなぁと、心配しちゃう。観ている方が情けなくなっちゃうというかねぇ。アダム・サンドラーはハチャメチャに演じているのだろうけど、最後までなんか、ノリきれなかったかなぁ。決してつまらないわけではないんだけど…。ハートウォーミング的なところもあるけど、感動もあんまり。アル・パチーノの意外な姿は見れる。
「ダーク・フェアリー」でもケイティ・ホームズを見たばかり。「ジャックとジル」の役の方が可愛らしいかな。

★★☆☆☆

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