アーサー・クリスマスの大冒険2011/12/01

アーサー・クリスマスの大冒険
「アーサー・クリスマスの大冒険」を観てきました。吹替版3D上映です。
サンタクロースはどうやって1晩で世界中の子どもたちにプレゼントを届けるのか、その答えがこの映画を見るとわかります。そのシーンはまるでミッション・インポッシブルばりの、妖精たちの活躍があるのですが、いかにも現代的で子どもも大人も楽しめます。
サンタは妖精と共にプレゼントを配りに行き、オペレーションセンターでは、長男のスティーブがとり仕切って指示を出している。ドジな弟のアーサーはお手紙係。世界中の子どもたちから届くサンタへの手紙をチェックし、返事を書いている。今年も無事にプレゼントを配り終えたが、イギリスに住む女の子グエンへのプレゼントが手違いから、配達しなかったことがわかる。夜明けまでに届けるのは難しいミスの確率は誤差の範囲だと、取り合わないスティーブだが、アーサーは納得できない。おじいサンタはアーサーに昔使っていたソリを持ち出して、届けることを提案。おじいサンタとアーサー、そしてラッピング担当の妖精が、プレゼントを届けるために奮闘する。果たしてアーサーはグエンにプレゼントを届けることができるのか…。ここから、珍道中が始まるのだが、サンタ家族の後継ぎ問題や、サンタクロースのあるべき姿など、エンターテイメント性と心温まるホロリとさせる部分とのバランスが良い映画です。私はラッピング係の妖精がお気に入りです。「リボンはマストアイテムです」とか言います。ラッピングのプロフェッショナルでたくさん活躍します。
「ウォレスとグルミット」のアードマン・アニメーションズの制作だけあって、細かいところが凝っています。キャラクターの好みが分かれそうですですが、面白い映画なので、みんなに観てもらいたいです。でも、私が観に行った時は、お客さんが5人しかいなかったので、早く行かないと終わっちゃいそうです。

★★★★☆

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