ハラがコレなんで2011/11/14

ハラがコレなんで
「ハラがコレなんで」を観てきました。
妊娠9ヶ月。家もお金もなく、ダンナもいない原光子(仲里依紗)。光子の基準は“粋”か“粋じゃない”か。そう考えるようになったルーツにも関係がある子ども時代の長屋へ舞い戻ってきた。そこには困っている人たちがいっぱいいて、自分が大変なのに他人のことを、なんでも引きうけてしまう性格。そんな光子の周囲では、みんなが明るくなって元気になっていく。
風に流されるまま、生きていく主人公はかなりハチャメチャ。義理と人情が人一倍で、パワフルでいいと思うよりも、はた迷惑な人のように見えてきます。伝えたいメッセージはわかるけど、空回りしているように感じてしまいました。「川の底からこんにちは」が面白かっただけに、期待が大きすぎたかもしれません。子どもの頃の回想でも、大人は同じ人が演じているので、それもちょっと無理があるような。音楽もけたたましいので、そのテンションについていけなかったかなぁ。

★★☆☆☆