海洋天堂2011/07/12

海洋天堂
自閉症の息子を持つ父親が、病気で自分の余命がわずかだとわかった時、息子のために何ができるか。息子を預かってくれる施設を探しまわったり、自立できるようにいろいろと教えたりする。
舞台は中国の青島(チンタオ)、自閉症の息子ターフーと暮らしているシングルファザーのシンチョン(ジェット・リー)。
監督は「北京ヴィオリン」の脚本を書いた人と聞いて観たくなりました。調べてみると、撮影がクリストファー・ドイル、音楽が久石譲。
映像美と感動的な音楽に違いないと思いました。シンチョンは水族館で働いていて、いつも息子を連れてきています。イルカや海亀などと泳ぐターフー。水族館のシーンがいっぱいあって、確かに美しいです。
それにアクションなしでもジェット・リーはいけるということがわかりました。子どもを思う親の深い愛を見せつけられる映画でした。もちろん泣けます。

★★★☆☆