はやぶさ2011/06/10

はやぶさ
「はやぶさ HYABUSA BACK TO THE EARTH」を観てきました。
2003年5月日本は小惑星探査機“はやぶさ”を打ち上げた。太陽系誕生のカギを握っていると思われる小惑星イトカワに着陸し石を採取してくるのが目的だ。
20億kmの長い旅の末に2005年11月いよいよイトカワに到着。しかし、行く手には様々な困難が待ち受けていた…。

CG画像の美しい宇宙と“はやぶさ”を見せてくれます。ビックリしたのは速度です。東京-大阪間を15秒で行ける速さなんだそうです。篠田三郎さんのナレーションで、はやぶさに語りかけます。そのせいか、だんだん生き物のように見えてきちゃいます。何も話さないはやぶさですが、宿命を背負って、目的を達成しようとする、たとえ傷ついても、ボロボロになっても、任務を遂行しようとする姿は感動的です。音楽もすごく盛り上がって、気持ちが良くなってしまいます。ストーリーは簡単に書いてしまいましたが、映画を観ると、どうしてイトカワへ行くか、どのようにイトカワへの軌道を調整するか、石の採取方法など、わかりやすく解説してくれます。このような映像で残すことで、より多くの人が、はやぶさの働きや頑張りを知ってくれるのは、とても良いことだと思いました。こういう小惑星探査機を作って、宇宙に送り出した人々もすごいですね。今後もはやぶさに関係する映画がいくつもできるようですけどね、この「はやぶさ HYABUSA BACK TO THE EARTH」は、シンプルで人間が絡んでいない映画でした。はやぶさのすぐそばについていって、そばで見守りながら、宇宙を旅する気分が味わえます。
しかし、はやぶさって本当にけなげだなぁ。

★★★★☆

映画を観ている時に、地震がきてあせりました。