担々麺(だんだんめん)2011/03/31

“支那麺はしご”へ行ってきました。
この店舗(支店)へ行くのは初めてだけど“はしご”は大好きで、私にとってリピート率は一番高い店かもしれません。


担々麺(だんだんめん)です。
細麺で、汁は辛いです。ほんのり、柚子の香りがするのです。
ご飯は無料でついてきます。辛いからご飯を食べるとちょうど良いのです。


そばかすの少年2011/03/31



「そばかすの少年」ポーター・著 光文社古典新訳文庫
片手のない少年「そばかす」は自分の本当の名前を知らない。仕事を求めてリンバロストの森へ来て、働かせてもらうことになる。木材泥棒から森を守る番人となる。大人でも恐怖を抱く深い森と沼地。孤独と恐怖、厳しい自然と闘いながら、周囲の人々の愛情に恵まれて、たくましく成長していく。

リンバロストの乙女」を読んでからずっと読んでみたいと思っていました。「リンバロストの乙女」はこの本の後に描かれたもので、同じ場所が出てくるのですが、
数年後の話です。「そばかすの少年」を先に読んだ方が、よりわかりやすいです。今回は村岡花子さんの訳ではなくて、あえて現代的な新訳の本を選びましたので、スムーズに読めました。「リンバロストの乙女」は訳し方にちょっとした違和感がありました。「そばかすの少年」は村岡花子さんの訳で角川文庫からも出ていますが、そちらは絶版みたいなので、光文社の方が入手しやすいです。竹宮恵子さんも漫画化しているので、そっちも読んでみたいです。
とても良かったので、おすすめです。読み始めるとやめられなくなっちゃいます。真面目で一生懸命に働くそばかすに、周りの人が心動かされていきます。そして、まさにエンジェルというべき少女がやってきて、そばかすの人生は変わっていくという話でした。孤児院で育ち愛情に恵まれずに育ってきたそばかすは、愛を渇望していて、それに答えてくれた人々にとても感謝します。特に天涯孤独なそばかすを雇ってくれた材木会社の支配人は、そばかすを息子のように可愛がってくれます。読んでいて心あたたまることがいっぱいありました。