償い ― 2010/12/10
「償い」矢口敦子・著 幻冬舎文庫
36歳のホームレス日高は、かつては脳外科医であった。流れついた東京のベッ
ドタウンで、短い期間に殺人事件が発生していることを知る。
また、かつて医者になりたての頃に、2歳の男の子を救ったことがあり、その町
で15歳になった少年と再会する。事件に関して気にかかることがあり、知りあっ
た刑事からも協力を要請され、事件の謎を追うが、新しい死者が…。連続殺人
なのか、事件が偶然に重なっているだけのか。
途中までは面白かったけど、終わらせ方が、無理やりのような気もします。
せっかく医者だから、何か医療活動をして、誰かを救うのかと思うと、そうでも
なく、素材はいいんだけど、惜しい感じもしました。
彼がホームレスになったいきさつや、たくさんの悲しい事件など、どうしても暗
い内容になってしまいます。
でも、ホームレスが主人公というのも珍しいし、読みやすい本でした。
2時間ドラマにしても、いいんじゃないかなぁ。
36歳のホームレス日高は、かつては脳外科医であった。流れついた東京のベッ
ドタウンで、短い期間に殺人事件が発生していることを知る。
また、かつて医者になりたての頃に、2歳の男の子を救ったことがあり、その町
で15歳になった少年と再会する。事件に関して気にかかることがあり、知りあっ
た刑事からも協力を要請され、事件の謎を追うが、新しい死者が…。連続殺人
なのか、事件が偶然に重なっているだけのか。
途中までは面白かったけど、終わらせ方が、無理やりのような気もします。
せっかく医者だから、何か医療活動をして、誰かを救うのかと思うと、そうでも
なく、素材はいいんだけど、惜しい感じもしました。
彼がホームレスになったいきさつや、たくさんの悲しい事件など、どうしても暗
い内容になってしまいます。
でも、ホームレスが主人公というのも珍しいし、読みやすい本でした。
2時間ドラマにしても、いいんじゃないかなぁ。
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