対談集「気骨」について2010/12/05

対談集「気骨」について
「対談集「気骨」について」城山三郎・著 新潮文庫
城山三郎が8人のゲストと語る対談集。
澤地久枝、辺見じゅん、大賀典雄、加島祥造、徳田虎雄、伊集院静、吉村
昭、佐野洋。
戦争、政治、首相の資質、ナポレオンについて、ライフスタイルに至るまで、
最近の日本人を憂いている話なんかも。
年齢や立場が違うので、すべて納得というわけでもないですが、上の人の
意見を聞くような本でした。
気骨、気概、流儀、品格などについて、改めて考えさせられます。
現代の日本人って、なんか欠けてますよね。
ただ昔が良かったって言っているだけじゃないところが、面白かったです。