ペスカトーレ2010/07/10

ペスカトーレ
渋谷へ行った時に、イタリアンのお店でパスタの
ランチを食べました。
女性に人気がありそう。
店内はちょっと暗めで、落ち着いた雰囲気。
味もおいしいし、気に入りました。
ビストロ ラ・クッチーナというお店です。
多分、また行くと思います。

終のワインを2010/07/11

終のワインを
「終のワインを」(滝下恵子・著)を読みました。
「ついのワインを」と読みます。短歌の歌集です。

この歌集は、美しい日本語で書かれていて、読んでいてとても心地
良いのです。
こういう日本語をあやつれる人って、少ないと思います。
あまり短歌に詳しくないもので、ちゃんと理解していないところもあると
思います。
家族との別れや、病気のことなどを歌ったものがあります。
ヨーロッパを題材にした歌などもあり、おしゃれな雰囲気の歌もいっぱい
あります。

印象に残った歌をあげてみますと、

“百合といふ名をもつ母が命終の床に枯葉の一葉となる”

ぐっときました。


“おびただしき死を載せゐたる新聞がこともなく来る朝にゆふべに”
“そして六十ニ回目の忌がやつてきて何もかはらぬ核積む地球”

自分たちは安穏と生活しているんだけど、世界(地球)では、危機的
なことが、今なお起きているんだってことを思い起こさせます。

タイトルはこの下の歌からとったと思われますが、この表現も美しい。

“クリスタルグラスに真つ赤な薔薇が咲く終のワインを注がむか 姉よ”

借りぐらしのアリエッティ2010/07/12

借りぐらしのアリエッティ
「借りぐらしのアリエッティ」の試写会へ行ってきました。
床下に住む小人のアリエッティは両親と3人暮らし。
生活に必要なものは床の上に住む人間からこっそり借りてくる。
彼らの掟は「決して人間に見られてはいけない」ということ。
しかし、その家にやってきた男の子に姿を見られてしまい…。

正直、期待が大きかったんで、なんだか物足りなかったです。
アリエッティの顔がキリリとしていて、いかにもジブリ作品の
感じで、かわいかったし、お庭がすごぉ~くきれいな家で、
見所はいっぱいあるのですが、話がなんとなく残念な感じが
しました。
声は大竹しのぶさんが個性的すぎて、ちょっと目立っちゃった
けど、他の人は違和感なくて、良かったです。
借りてくる暮らしというよりは、人間に気がつかれないように、
こっそりちょっとだけ盗んでくるんだよね。
小さい身体で、家の中の物を探すのは、まさに大冒険なので、
そこは面白いです。
歌も良かったです。ちょっとケルトっぽい曲で、フランス人の
歌手が歌っているのですが、よく聴くと日本語なんですね。

★★★☆☆

頭痛女子のトリセツ2010/07/13

頭痛女子のトリセツ
「頭痛女子のトリセツ」(清水俊彦・著)を読みました。
汐留にある頭痛外来の有名な先生が書いています。
何冊か本を出してますが、この本は最新刊です。
タイトルからもわかるように、女性特有の頭痛が中心に書か
れているし、軽妙な文章で書いてあって、わかりやすかった
です。
自分の場合は片頭痛なんですが、「そうそう、そういうこと
かぁ」と読みながら納得できます。
頭痛とうまくつきあっていくための参考になります。
どちらかというと、頭痛持ちの彼女とつきあっている男性が
読んだら良いように書いてあります。
頭痛持ちの女性は、聡明な人が多くて、手放さない方が良い
と書いてあるのです。いずれは男性のためになる人だと。
でも頭痛持ちの女性には、この本によるとお金がかかります。
そこまでして、女性に気を使って射止めるほどの価値がある
のかどうかが、ちょっと疑問に思うのだけど、なんだか頭痛
持ちにとっては嬉しいことが書いてあります。
オススメのレストランまで書いてあります。
頭痛の種類によって、気をつけることは違うので、簡潔にご
紹介できないですが、頭痛に悩んでいる人は読んでみる価値
があると思います。

もりもり生クリームバナナのせ2010/07/13

松涛ケーキ
前にも紹介した松涛ケーキですが、渋谷に行くとつい食べて
しまいます。
トーストして、生クリームのせで、バナナをトッピングしました。
うーん、満足。この生クリームがほんのり甘くておいしいのです。

レッドジンガーゆず茶2010/07/14

レッドジンガーゆず茶
レッドジンガーにゆずジャムを入れて飲むものでした。
ちょっとすっぱいけど、甘いケーキと合いました。
このカフェに行くと、ホット杏仁ミルクという不思議な飲み
物をのをいつも飲んでいましたが、メニューからなくなって
いたので、レッドジンガーゆず茶にしてみました。

新大橋夕景2010/07/14

新大橋
この前、会社帰りにちょっと歩いてみようかなぁと、
ウォーキングしました。
家までは簡単に歩いて行ける距離ではないと思うので、
途中の駅まで。
この写真は新大橋だったと思います。

特攻野郎Aチーム THE MOVIE2010/07/15

特攻野郎Aチーム THE MOVIE
「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」の試写会へ行ってきました。
80年代に人気を博したTVドラマ「特攻野郎Aチーム」を、リドリー&トニー・
スコット兄弟製作で映画化。
特殊部隊のメンバーで、スゴ腕集団のAチームは、無実の罪を着せられ投獄
される。にもかかわらず、脱獄して自分たちを落とし入れた人物を追う、当局
の追跡をかわしながらも、黒幕に迫っていくという話です。
メンバーは4人。
リーダーで戦略家のハンニバル(リーアム・ニーソン)、
フェイス(ハングオーバーも公開中のブラッドリー・クーパー)、
B.A.(元世界UFCライトヘビー級王者のクイントン・“ランペイジ”・ジャクソン)、
ちょっとイッちゃっているパイロットのマードック(第9地区のシャルト・コプリー)。

「96時間」でもそうでしたが、最近のリーアム・ニーソンはすっかりアクション
俳優ですね。アクションがすごいんで、動きが速すぎて、何をやっているのかも、
見えないくらいです。それでいいのか?!
ちょっとハチャメチャなんで、マンガみたいだと思えばいいでしょう。
“ありえない”っていうのが、映画の醍醐味でしょ。
ドラマは見ていなかったけど、楽しめました。
エンドロールの後にもオマケ映像あり。

★★★★☆

月魚2010/07/16

月魚
「月魚(げつぎょ)」(三浦しをん・著)を読みました。
老舗の古書店『無窮堂』の若き当主、真志喜とその友人で同じ業界
に身を置く瀬名垣。瀬名垣の父親は「せどり屋」と呼ばれる古書業
界では嫌われ者だったが、真志喜の祖父に目をかけられたことから、
真志喜と瀬名垣は兄弟のように育った。しかし、ある夏の出来事を
きっかけにして、二人の関係は変わってしまう。
罪の意識のようなものを持ちながら、二人は微妙な距離を保ちつつ、
離れることはない。古書のことをお互いが理解しあっていて、時には
助けあっている。

読みながらBL系(ボーイズラブね)の話なのかなぁと思ったんだけど、
この話は上手い。BLの要素もあるけどそれだけではない。
自分はBL系小説はそんなに好まないんだけど、“本”が好きな人
にはたまらないところがある。
本をただの商品としてではなく、愛情を持って生き物のように扱う。
暗い書庫の中で、朽ち果てることがないように、次々と欲しい人の
手に渡っていくことで、その本は生き続けると考える。その手伝いを
するのが古書業の仕事だと。また、本の価値は値段だけではなく、
その人にとっての思い入れの深さが大切だと思わせる良いシーンも
あるんですよねぇ。良い本でした。

インセプション2010/07/17

インセプション
「インセプション」の試写会へ行ってきました。
渡辺謙さんの舞台挨拶がありました。
主人公コブ(レオナルド・ディカプリオ)は、人の夢を通して潜在
意識に侵入し〈アイディア〉を盗み出す優秀な企業スパイである。
コブを含め、彼のチームで次に挑むミッションは、盗むのではなく、
植え付けるというもの。それはまだほとんど成功したことのない、
難しい依頼であった。その対価として指名手配犯となっているコブ
の経歴を消してもらうという交換条件が…。

映画を見ていただかないと、説明だけでは難しいかと思います。
SFっぽいけど、アクションもいっぱいで、欲張りな映画です。
よく見ていないと、意味がわからなくなっちゃうような、ちゃんと
見ていても、理解できてないとこもあります。
それでも面白いんです。自分は“夢”に興味があるので、よけいか
もしれません。内容はありえないんだけど、映像世界を楽しめます。
予告編で見た不思議な場面の意味が、映画を見て理解できました。
しかし、この終わり方、監督に心をつかまれて、遊ばれているよう
な気もしますね。
クリストファー・ノーラン監督作品なら「バットマン」よりも「メメント」に
近い感じです。
レオナルド・ディカプリオの役は「シャッター・アイランド」とかぶって
いるように思いました。
ディカプリオの相棒に「(500)日のサマー」のジョセフ・ゴードン=
レヴィッドが出ていて感じが違う役でした。その他、渡辺謙さんを
はじめ、他の役者さんも豪華でした。

★★★★☆