パレード2010/02/14

パレード
映画「パレード」を試写会で見てきました。
出演は藤原竜也、香里奈、貫地谷しほり、小出恵介。
男女4人は都会の片隅で共同生活をしている。
そこに林遣都演じるサトルが加わる。
その頃、町では女性を狙った暴行事件が多発している。
崩れていく日常、都会に潜む狂気・・・。

楽しい青春群像劇ではない。
はじめは、ごく普通の日常を見ていたつもりだったけど、
だんだんと様子が違ってくる。

俳優たちの演技に惹き込まれてしまう。
私は面白いと思ったけど、人には薦めにくい。
同監督の「今度は愛妻家」はどんどん友人に薦めたけど、
この映画は上映後に“どんより”させられちゃうかも。
それでも、見る価値のある映画だと思う。

上映後に行定勲監督のトークショーがあって、監督の考えや
裏話も聞けて、興味深かった。
行定監督は、ヒットするような映画を狙うのではなく、
自分の撮りたいものを撮っているということだった。

オススメ度
★★★☆☆