手のひらの幸せ2010/02/04

「手のひらの幸せ」という映画を見ました。
原作はなんと歌手の布施明です。
二人きりの兄弟の小さい頃の話と、大人になった話で、
泣けてしまう話なんだけど、そりゃあ泣くでしょうっていう
内容なんです。
母は亡くなり、父は出稼ぎへ行ってから連絡がなく、
一緒に住んでいたおじいさんが、亡くなったことで、
幼い兄弟は、施設に身を寄せます。
弟は養子へ行き、兄は父が戻ることを待ちながら、
施設に残ります。
大人になっても会ったり、連絡を取り合い、兄弟が心の支えと
なっています。
タイトルになっているのは、兄弟の小さい頃のエピソードで、
西田敏行が演じるおじさんに受けた親切の話。
幼い兄弟が、世間の人に冷たくされるのかと思いきや、
まわりの人はみんな親切で、良い人がいっぱい
出てくる映画でした。
施設の人も優しく、弟の養父母もいい人だし、兄の仕事先の
上司(大工なので、棟梁と兄貴分)まで、みな思いやりが
あります。兄貴分の演技は少々クサすぎますが。
子どもの頃は昭和33年で、映画もスローテンポな感じで、
少々まどろっこしく感じてしまいました。
若い人にはすすめません。しかし、子どもはかわいい。

★★★☆☆

イラクサ2010/02/08

「イラクサ」アリス・マンロー・著を読みました。
最近は日本の小説を読むことが多かったので、ずいぶん違いました。
9篇からなる短編集で、面白い話と眠くなる話がありました。
どれも日常生活の一部を綿密に語ったような話なんだけど、年代が急に後の
ことになったり、人生をふりかえるような感じに思えます。
印象的な話はいくつかあるのですが、私の好きなのは「恋占い」です。
家政婦として働く女性に仕掛けた、いたずらの話で、少女特有の残酷さがある
のですが、それが意外な顛末で終わる話です。

カナダの作家はアリステア・マクラウドもいるので、短編の名手がいっぱいいる
国なんでしょうか。
好みかどうか聞かれると、私はあまり好みではないです。
多分、この深い味わいを、まだ十分に理解できていないせいだと思います。

「クマが山を越えてきた」という話が映画『アウェイ・フロム・ハー君を想う』
の原作らしいので、映画は見逃していたので、見たくなりました。
「恋占い」も映画化するそうなので、映像で見たら、より理解が深まりそうに
思います。

恋するベーカリー2010/02/10

「恋するベーカリー」の試写会へ行ってきました。
ジェーン(メリル・ストリープ)は10年前に離婚し、3人の子どもを
立派に育てた女性。流行のベーカリーのオーナーで、成功している。
子どもの父親である離婚した夫ジェイク(アレック・ボールドウィン)は
弁護士で、今では若い妻と再婚している。
息子の大学の卒業式に出席するために行ったNYのホテルで、元夫と会い、
食事を共にすることになるが、昔話に花が咲いたり、お酒の勢いもあって、
盛り上がってしまい、不倫関係のような状態に。

全体的にコミカルで、笑えます。
アレック・ボールドウィンが、メタボな身体を披露していて、クマさん度UP。
メリル・ストリープはこの役にピッタリで(彼女にかかれば、どんな役も
ピッタリなんだけど)中年ながら、キュートで、恋に胸躍らせるかわいい
女性を演じている。スティーブ・マーティン演じる建築士からも恋される。

お金持ちなんだろうけど、日本に住む私からみると、すごーく広い家に
圧倒される。
子どもたちが大人になって、家を出て行くのに、広い家を更に増築する
話をしていて、驚いてしまう。
ジェーンの経営するベーカリーはとてもおしゃれで、これまた広くて、
パンを売っているだけではなく、カフェも併設している。
近くにあったら、行ってみたいと思える店。

★★★★☆

自然野菜のグリル2010/02/12

築地小学校の近くのイタリアンへ行ってきました。
会社の同僚と、おしゃべりしながら、ゆっくり食事。
何を食べてもおいしくて、わりとサッパリしています。
写真は自然野菜のグリルでバジルソースです。
パスタはアサリのスパゲッティーを食べました。
4人で行ったので、いろいろな種類が食べられました。

パレード2010/02/14

パレード
映画「パレード」を試写会で見てきました。
出演は藤原竜也、香里奈、貫地谷しほり、小出恵介。
男女4人は都会の片隅で共同生活をしている。
そこに林遣都演じるサトルが加わる。
その頃、町では女性を狙った暴行事件が多発している。
崩れていく日常、都会に潜む狂気・・・。

楽しい青春群像劇ではない。
はじめは、ごく普通の日常を見ていたつもりだったけど、
だんだんと様子が違ってくる。

俳優たちの演技に惹き込まれてしまう。
私は面白いと思ったけど、人には薦めにくい。
同監督の「今度は愛妻家」はどんどん友人に薦めたけど、
この映画は上映後に“どんより”させられちゃうかも。
それでも、見る価値のある映画だと思う。

上映後に行定勲監督のトークショーがあって、監督の考えや
裏話も聞けて、興味深かった。
行定監督は、ヒットするような映画を狙うのではなく、
自分の撮りたいものを撮っているということだった。

オススメ度
★★★☆☆

ココナッツカレーのプレート2010/02/15

ココナッツカレープレート
何度か行っているカフェですが、お茶しか飲んだことなかったお店。
ランチプレートを頼んでみました。
ココナッツカレーのプレート。
日替わりで、カレーの種類が変わるみたいです。
カレーだけじゃなく、他のランチプレートもあります。
キッシュや、デザートものっていて、野菜も多くてグッド。
ご飯は五穀米でした。おいしかった。

ラッシュライフ2010/02/17

ラッシュライフ
「ラッシュライフ」伊坂幸太郎・著を読みました。

プロフェッショナルな泥棒。「神」に救済を求める青年。
不倫相手との再婚を企む女性カウンセラー。老犬と歩く失業中の男。
その合間にバラバラ殺人事件。
主な話は四つあって、いろいろな人の視点から、並行して話が語られる。

バラバラの死体がくっついて、歩き出したりするけれど、この小説も
バラバラな出来事が、くっついていたり、すれ違っていたり、重なってい
たりする。はじめはちょっと混乱したけど、意外な展開でおかしい。
この本からの一言。
「誰だって人生のアマチュアだからな。」
うーん、そうか、そうだよなぁ。

かまいたち2010/02/19

かまいたち
「かまいたち」宮部みゆき・著を読みました。
初期作品4編を収めたものですが、この中の2編は連作風になっていて、
後に書いている「震える岩」の原型のような小説です。
お初には、他の人には見えないものが、見えるのです。霊感ですかね。
その恐ろしい光景に戸惑いながらも、事件の真相に迫る話です。
表題の「かまいたち」はまた別の話で、江戸を騒がす「辻斬り」を見てし
まった娘が主人公です。
初期作品といっても、どれも面白くて、読みやすいです。
ふだんあまり時代小説を読まないという人にも、おすすめしたい本です。

マッキアイオーリ2010/02/21

マッキアイオーリ
庭園美術館にイタリアの印象派マッキアイオーリを見に
行きました。
「マッキア」は斑点という意味で、マッキアイオーリは
マッキア派の画家たちということです。
フランスの印象派とは、ちょっと違う雰囲気なんですが、
おだやかで、きれいな絵が多かったです。

春探し2010/02/22

ふきのとう
庭園美術館の庭でのんびりしてきました。
梅も咲いていました。
あ、春を発見しました。