走馬灯株式会社2010/01/29

コミック「走馬灯株式会社」
今日は漫画を紹介します。
菅原敬太の「走馬灯株式会社」1巻が1月28日に発売になりました。

走馬灯(そうまとう)とは、中心にろうそくを立てて、外枠の紙筒に貼った模様
などが、影絵のように映って、回転して見える回り灯籠のことですが、
死の直前などには、自分の一生が走馬灯のように見えるなどと言いますね。

この漫画に登場する走馬灯株式会社は不思議な会社で、自分の一生で見てきた
ものが、本人の視点で全てDVDで見れる所なのです。
探してもその会社には行けず、時々迷いこんでしまう人がいるのです。
迷いこんだ人たちが見た自分の一生のリピートは、懐かしさだけではなく、
心の奥底に隠した秘密がわかったり、関係者である他の人の人生を見ることで、
知らなかった事実が暴露されたりします。

はじめはヘンな話と思っていたのですが、何話も読むうちにすっかりハマって
しまいました。
怖い話や心温まる話があって、いつも意外な真実に驚かされます。