パイレーツ・ロック2009/11/20

映画「パイレーツ・ロック」を見てきました。
ちょっとおバカな気もしました(下ネタも多し)。
1960年代の中年青春群像劇っていう感じで、楽しめました。
当時は民法ラジオ放送がなく、お堅い音楽が中心だったのに、
船の上から放送する24時間ロックを流しつづけてる海賊ラジオ局が、
本当にあったそうです。
そのラジオ局の話でした。
出演者も個性的で、フィリップ・シーモア・ホフマン、
リス・エヴァンスなど、実力派揃いで、いい味を出していました。
ラジオ局のボスのビル・ナイがダンディで、私はおかしかったです。
ファッションもカラフルで、音楽に彩られた映像も良かったです。

★★★★☆

食堂かたつむり2009/11/24

映画「食堂かたつむり」を試写会で見てきました。

ショックなことが起きて主人公の倫子は声を失い、お金も尽きて、
しょうがなく、おりあいの悪い実家の母の所へ行く。
そこで1日1組限定の食堂を開き、やがて料理を食べると幸せに
なるという噂が広がっていく。でも根本は母と娘の物語。

主役は柴咲コウさん、原作を読んでいた私はちょっとイメージとは違う気も
したのですが、あまり化粧もしないような、おとなしい性格の主人公を
うまく演じていたと思います。
母の愛するブタのエルメスはかわいかったです。
イメージではもっと大きいブタを想像していたけど。
母は余貴美子さん、くまさんがブラザー・トムさん。
全体的には、アニメっぽい画面も融合されていて、おとぎ話風だと思いました。
主人公の開く食堂かたつむりは本当にかわいいお店で、センスが良かったです。
お料理もおいしそうで、食器や雑貨を見るだけでも、楽しかったです。
お腹が鳴ってしまう映画かも。
試写室で見たのですが、なんかお腹が鳴る音が聞こえてきたのです(笑)。
1人じゃなく、何人もいたような。
昼時だったせいかもしれません。自分も鳴ってました!

★★★★☆

パリに咲いた古伊万里の華2009/11/25

庭園美術館の「パリに咲いた古伊万里の華」展へ行ってきました。

鎖国をしていた日本でも、ヨーロッパ向けに輸出されていたんですね。
日本で焼かれた陶器が、金メッキで装飾された作品など、一見、
外国のものかと思いますが、陶器部分を見ると、日本風な絵が描かれています。
蓋付きの大きな壺が多かったです。何に使うのでしょう。
あまり知識がないまま見ていましたが、このお皿なら、今でもサラダを盛ったら
いいとか、これならうどん用だなとか、そういう観点で見て十分に楽しみました。
和風のものが多いですが、貴族の宮殿にあると、おしゃれな装飾品になって
いるのだと思います。

庭園美術館は、庭も散策して、気持ちのいい1日でした。
日本庭園の方は紅葉しているかなぁと期待しましたが、まだ早かったようです。
少しは見れました。

きみに微笑む雨2009/11/29

ホ・ジノ監督
チョン・ウソン主演
と聞いて映画「きみに微笑む雨」を見に行ってきました。

10年ぶりに再会した男女の物語。
ドンハは仕事で中国(四川)に出張すると、
大学時代の友人メイが観光ガイドの仕事をしていた。
メイは四川出身。
お互いが好意を持っていたまま、別れてしまったので、
再会に盛り上がるんだけど、メイには何か影がある。
四川大地震から一年後の四川省成都で、恋の行方は・・。

「せつない」というよりも、「もどかしい」話でした。
チョン・ウソンが優しくて、ちょっと気の弱そうな、
ごく普通のサラリーマンを演じていました。
全体に抑揚はなく、静かにストーリーが展開します。
眠くはならないけど、じれったくて、こっちがちょっと
気恥ずしくなちゃいました(笑)。

★★★☆☆

山のある家 井戸のある家2009/11/30

「山のある家 井戸のある家」津島佑子/申京淑・著を読みました。
日本と韓国の女流作家が1年間交わした往復書簡。
言葉は通じなくても、「想い」の通じている世代の違う2人のようです。
季節のうつろいや、国に対する考え、家族の話などが語られます。
津島佑子さんが父である太宰治のことを申さんにねだられて語ります。
実際は1歳の頃に亡くなっているので、記憶にないのです。
小さい頃、母に「おとうさんはなんで死んだの?」と聞いたところ、
母は少し考えてから「心臓が止まったから」と答えたそうです。
太宰の死は傍から見たら、伝説のように思いますが、当事者家族にとって、
なんて複雑な影を落としていることかと思いました。
同級生から「きみのお父さんって、人殺しなんだって?」という言葉を
かけられて、人名辞典で調べたことや、その後も知人から父のことを聞か
れたらどうしよう、なんて答えたらいいんだろうと心配していたこと等が
書かれていました。
韓国における社会的な問題などは、日本に通じることもいっぱいあるようです。
似たところのある国だと思います。
季節の行事などは、違っているところもあって、興味深かったです。